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獣欲の檻
第6章 ココの行き先
ワゴン車に乗せられたココは、ただじっと座っていた。
自分が売られると分かっている。
自分が売れた金額で、リナとルルミが開放されるなら…そう思っていた。
「ココにはもう、値がついている。相手には話がついているから何も怖がる事はない。」
そう、車に乗った直後に耳打ちされたのだ。
怖かったのに、どこか諦めが出て来たのだ。
数時間車に揺られ、会場に着く。
抱えられて運ばれ、目隠しを取られた。
既に会場には人が集まっていて、会場裏に連れて来られたココは硬直していた。
自分が売られると分かっている。
自分が売れた金額で、リナとルルミが開放されるなら…そう思っていた。
「ココにはもう、値がついている。相手には話がついているから何も怖がる事はない。」
そう、車に乗った直後に耳打ちされたのだ。
怖かったのに、どこか諦めが出て来たのだ。
数時間車に揺られ、会場に着く。
抱えられて運ばれ、目隠しを取られた。
既に会場には人が集まっていて、会場裏に連れて来られたココは硬直していた。