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獣欲の檻
第6章 ココの行き先
お金の計算が出来、お互いに握手を交わすと、ココの目の前にオレンジジュースが運ばれた。
「飲みなさい。」
十条に言われ、手を伸ばす。
ココを膝の上に抱いた男も、ココをのぞきこんで見ていた。
喉を鳴らして飲み干すと、段々と身体から力が抜け、完全に男に身体を預けていた。
必死に動かそうにも、ピクピクと指が動く程度で、身体の不自由さに涙が流れ出すと、男に舌で涙をすくい取られながら意識を手放した。
ココに与えた睡眠薬が効いたのを確認すると、男はココを抱きかかえたまま部屋を出て、自家用ジェットに乗り込んだ。
その男は、ココを買い、母国フランスへ連れて帰ったのだ。
「飲みなさい。」
十条に言われ、手を伸ばす。
ココを膝の上に抱いた男も、ココをのぞきこんで見ていた。
喉を鳴らして飲み干すと、段々と身体から力が抜け、完全に男に身体を預けていた。
必死に動かそうにも、ピクピクと指が動く程度で、身体の不自由さに涙が流れ出すと、男に舌で涙をすくい取られながら意識を手放した。
ココに与えた睡眠薬が効いたのを確認すると、男はココを抱きかかえたまま部屋を出て、自家用ジェットに乗り込んだ。
その男は、ココを買い、母国フランスへ連れて帰ったのだ。