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調教してやるよ?
第1章 朝、電車

無駄に大きな胸の所為か、
あたしは満員電車に乗ると殆どの確率で痴漢に遭う。
だけどそれを訴える事も叫ぶ事も出来ず、
誰にも言えぬまま、また今日がやってきてしまった。
「ぁ…」
誰の手かも分からないけれど、
あたしのお尻の割れ目に入り込んでくる。
怖いなら叫べば良いと思う。
だけど叫べない。
…怖すぎると、
人間何も出来ないのだ。
「ぁ…」
悲しい位感度の良いあたしは、どうしても感じてしまう。
その所為かそれに気付いた痴漢犯は、いつも動きを速めるのだ。
「んっ…」
どうしよう。
…怖い

