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調教してやるよ?
第1章 朝、電車

怖い―――っ
「ねぇ、何してるの?」
静寂な電車の中に、声は響く。
周りから注目されている。
・・・視線が痛い。
振り返ると、そこにはよく知っている人がいた。
「ぶ…ぶちょぉ…」
あたしの部署の部長、円城寺日向さんだ。
イケメンで優しくて、女子なら誰もが知っている人。
勿論、あたしも例外ではなく、
時々目で追ってしまうのだ。
「あ…」
痴漢犯は30歳後半のハゲ頭のおじさんだった。
その人の腕を掴み、そのまま拘束する。
…その姿も格好良くて
思わず目を奪われた。
「何してんの?
今お尻触ってたでしょ」
「さ、触ってねぇーし!」
慌てる位なら、
やらなければいいのに。
…注目されて、恥ずかしい。
「ねぇ、何してるの?」
静寂な電車の中に、声は響く。
周りから注目されている。
・・・視線が痛い。
振り返ると、そこにはよく知っている人がいた。
「ぶ…ぶちょぉ…」
あたしの部署の部長、円城寺日向さんだ。
イケメンで優しくて、女子なら誰もが知っている人。
勿論、あたしも例外ではなく、
時々目で追ってしまうのだ。
「あ…」
痴漢犯は30歳後半のハゲ頭のおじさんだった。
その人の腕を掴み、そのまま拘束する。
…その姿も格好良くて
思わず目を奪われた。
「何してんの?
今お尻触ってたでしょ」
「さ、触ってねぇーし!」
慌てる位なら、
やらなければいいのに。
…注目されて、恥ずかしい。

