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誘惑失敗女子高生
第3章 ヤギセンの大人ち○ぽ
―――体が浮遊感に包まれている。パタパタとおでこに風を感じて目を開けると、ヤギセンの呆れたような顔と目が合った。

「山本ぉ、イッて失神とかどんだけえろいんだよお前はぁ」
「へ……?」

どうやらイッて気を失ってたみたい。
体操服はもとに戻されて、下半身にはヤギセンのジャージがかかっている。

「それに……」
ヤギセンが仰ぐ手を止めてペチっとおでこを叩いた。
「イタッ」
「お前が足で腰押さえたから間に合わなかったぞ」
「えへへ……なんか夢中で……」
「えへへじゃないぞお前~」

ヤギセンが頭を抱える。
だって中に感じたかったんだもん。おちんちんからせーえき出るの。
そう言ったら怒られるかな。
それともムラムラしてまた襲ってくれるかな。

「なに笑ってんだ」
ヤギセンが頭をぐしゃっと押さえる。
「ふふふ」
「なに」

わたしはヤギセンの耳に口を近付けて囁いた。
「先生の、クセになりそう♡」

ヤギセンはびっくりした顔をして、ちょっと考えた後、
「じゃあ次はセーラー服で」
と言った。


そうして、わたしの誘惑作戦は失敗したけど大成功。
今ではいろんなかっこうで、いろんなシチュエーションで放課後えっち楽しんでます。








おわり
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