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誘惑失敗女子高生
第1章 誘惑失敗
授業の終わりに事件が起こった。
隣のコートでバスケをやってた男子たちが、中村先生を自分たちの試合の助っ人に呼んだ。
先生は大学でバスケをしてて、超うまいらしい。

それまで男子の試合に参加してたヤギセンがぜぇぜぇ息をついて女子の方にきた。
ヤギセンは確か40手前で、前はそこそこ人気あったけど最近はオジサン臭くなってきて女子人気はすっかり中村先生のもの。

そういうのに鈍感なのか、やたらなれなれしく触ったりしてきていやらしいヤツだ。

「あ~もうだめだ。交代交代」とか言って、ヤギセンは中村先生とタッチした。
中村先生はこっちを気にしながらも男子のコートへ去っていく。

あ~~~! 嘘でしょ……!

「もうあと10分だな。適当に柔軟するかぁ」
ヤギセンはわたしの真ん前に座って足を広げた。

マジで……。

「なんだ、はやく座れ~山本」
ヤギセンがわたしに向かって手を下に降る。
振り返るともう皆座っててこっちを見てる。

どうしよう、とモジモジしてたらヤギセンが立ち上がってわたしを強引に座らせた。

「さっさとやって終わらすぞ~」
ヤギセンが前に座って足を開く。
モジモジしてるわたしに早く開けと目配せする。
後ろからも「早くおわろ~よ~」と無慈悲なクラスメイトたちの声。

ううう、もうしょうがない……!
わたしは覚悟を決めてえいっと足を開いた。

ヤギセンの動きが止まる。
「せんせ~?」と声をかけられてハッとしたヤギセンは、視線をわたしのむきだしのおまんこに絡み付けたまま、いちに~さんし~とカウントを始めた。
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