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第1章 モテぬヤれぬ諦める！

「う、うわああああああ！！」

無様に逃げ惑うキモメン集団。
セクはニヤリと笑い、気円斬を放った。
呆気なく切断されていくキモメン集団。

「随分と」

「調子に」

「「お乗りになられているようで」」

いつの間にかセクの後ろに立っているキモメンブラザーズ。
振り上げる2本の丸太のようにぶっとい腕。
しかしセクは余裕全開。

「君達はもう死んでいるよ」

「「なに？」」

瞬間、2人の顔面は変形していき、倍以上キモくなる。
そして同時に破裂するのであった。

「「あべし！！」」

セクは飛び散る血を避け、クールにポーズをキメる。