この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハツコイ♥アゲイン
第6章 魔法の言葉

かなり古い表現ですが
ビビビどころか、ズキュンと心臓が打ち抜かれたのは


らしくない穏やかな口調で、優しく話してくれたこともそうだし

捻りの無い頑張れが、ストレートに響いたからでもある



“ 胡桃は自分で立ち上がるって、皆分かってるから ”

“ 何が正しいとか考えなくていいんだよ ”

“ まずは、自分を好きになれ ”



「………っ」



“ まずは胡桃が、胡桃自身を好きになれるように……頑張れ ”



「少しはマシになっただろ」

「………!」

「帰り、落とすなよ」


私の手首にぴったりと付けた腕時計。

魔法の力でサイズを合わせて
魔法の言葉を唱えた彼が

満足そうにそう言って、極めつけに極上の笑みを浮かべたから



─── 完璧に、落とされた。



「少しでも理解できたなら
もう自分に価値がねぇとか」

「陽向」

「愚痴るんじゃねぇ…」

「好き」




ごめん、抑えられない。




「もう一度、私の彼氏になって」



/377ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ