この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハツコイ♥アゲイン
第6章 魔法の言葉

スルリとすり抜けた陽向が、スタスタと横断歩道を渡り始める。
ってちょっと待ちなさいよ!


「どこ行くのよ!」

「帰るに決まってんだろ。
こっち地下鉄。お前JRだろーが…」

「逃げるなんて卑怯だ!」

「~~うるせぇな!
10分前の会話は何だったんだよ!」

「え?」

「俺の有難い話、全っ然理解してねぇだろ!」


大きな声で言い合う私達を、周りの人達がチラチラ見るから
陽向は溜息を漏らして足を止めた。



「……お言葉ですがお嬢様。
今は恋愛してる場合じゃ無いんじゃありませんか?」


言葉に反してその視線が冷たい。


「現状に満足してねぇなら、恋人の前に自分を探すのが先だと思いますが」

「あのね、陽向が傍にいてくれたら満足出来る気がする」

「何様な発言してんだバカヤロウ。
つーかもっと視野広げろ、地球上に何人男がいると思ってんだよ」

「だって、本気で…」

「だいたいお前。
飲み会の時、広告代理店の男がいいって言ってなかったか?」

「………!」


/377ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ