この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハツコイ♥アゲイン
第8章 溺れるほど、夢中

斜め掛けしたハンドバッグのチェーンを、胸の前でギュッと掴んで
ドキドキしたまま、恐る恐る顔を上げると


「怖ぇよ、睨むなって」

「………!」

「機嫌悪いわけ?」


目の前に立った陽向が、私を見下ろしてふっと笑った。

……駄目だ、なにもかも反則。

昨日よりハードに固めたヘアスタイル、素敵過ぎる。
笑顔眩しい。
ほんと困る。


「……ありがとう、陽向」


ようやく出た声も、ちょっと震えちゃってる。

どうしよう、嬉しい。
嬉し過ぎて既にもう胸いっぱい。


「来てくれてありがとう」

「なんだよそれ」

「だって…」

「誘ったのは俺なんだから、俺の台詞だろ」

「………!」


ポケットから出した陽向の右手が、私の鎖骨に近付く。
ワンピースの首元に刺繍されてるビジューに、その指が触れた。


「可愛いじゃん。超似合ってる」

「~~~!///」

「お前、ここで待ってる女の中で1番だぜ」



/377ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ