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ハツコイ♥アゲイン
第8章 溺れるほど、夢中
さ、さ、最悪だ……!!
「ご、ごめんなさ……っ」
陽向から離れるギリギリの位置まで下がって、膝を抱えて蹲った。
このまま土下座したい。
「あの、本当に、ごめんなさい」
「は?」
「だ、だって、その……っ」
火照りは収まり、下着をちゃんと身に付けてる。
ファスナーの上がったワンピースも、きっちり元に戻ってる。
目覚めて1分と経たないけど、もう何もかもに気付いた。
……なぜなら
“ こうなる ” のは初めてじゃないから。
「私、ま、また、意識が…」
「飛ぶんだよな、お前。
しかも暫く戻ってこねぇ」
「………っ」
「俺は毎回、お預けの犬にされる」
長い脚を組んで
私を見下ろしながら、陽向がニッと口角を上げた。
「 “ せめて、挿れて俺がイッた後にしてくれねぇ? ” 」
「~~~っ///」
「って毎回説教してたよな。
はは、すげー懐かしい」