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ハツコイ♥アゲイン
第8章 溺れるほど、夢中

「お前、自分の寝顔見た事ある?」

「………!」

「って、見れねぇか。
すっげー可愛いんだよ」

「~~~!///」


飲まされたお水を思わず吹き出しそうになって
慌てて留めたから、喉がゴキュッと変な音を立ててしまった。


「子猫っつーか、子犬っつーか。
見てるだけで癒される」

「……っ/// こ、子犬って、私もう25歳…」

「普段がニャーニャーキャンキャンうるっせぇから。
そのギャップっつーの?」


1人で楽しそうに笑いながら
ソファの横にあるサイドテーブルに、ペットボトルを置く陽向。


「………!」


抱きしめる方とは逆の手の親指で
濡れた私の唇に優しく触れて……すーっと撫でられる。


「結局、俺
お前にハマってるもんが結構あるな」

「………っ」

「……腹立つわ」


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