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ハツコイ♥アゲイン
第9章 もうひとつの再会
あ、やばい。。
陽向が足を止めたから、ビクッと体が硬直する。
心の声がダダ漏れしてしまった。
こーいう発言がダメなのかも。
うざいって思われたかな。
「あ、あの…」
「やられた」
「………!」
「ったく、煽ってんじゃねぇよ」
眉を寄せながら片目を瞑って
陽向の手がポンッと私の頭に乗った。
「人の胸ガンガン撃ちやがって。
食いたくなるだろーが」
「……っ///」
「次になんか言ったら襲うからな」
ふっと笑った陽向が、私の前髪をきゅっと掴んですぐに離した。
……その表情、やばい。
キュンキュンして苦しい。
「いっそのこと坊主にしてやろうと思ったけど。
胡桃が良いならこれでいーわ」
「えっ!?」
「会社の女共にホストっぽいって言われた。
浮いてんだってよ、俺」
ホストって!!
こんなカリスマが居たら、私借金してでも貢いでしまいそうだ!