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ハツコイ♥アゲイン
第11章 笑顔でいてほしいから
「……っ」
座ったままの陽向に、抱きしめられて
全身が心臓になったみたいに、ドキドキが更に増していく。
「陽… ……!」
名前を呼ぼうとしたと同時に、右腕に強く引かれた。
バランスを崩した体がベッドに倒れる。
……ゾクッて、した。
私を押し倒した陽向の瞳が……真っ直ぐ私を見下ろしている。
「あ、の…」
「ちょっと痛くしていい?」
「……えっ!?」
「間違えた、激しくしていい?」
「~~~???///」
低い声で淡々と言われたけど
突然すぎる、私にとっては大人過ぎる言葉に、バクバクと動悸が止まらない。
「……あ、……っ」
両腕を押さえられて、首筋にキスを落とされる。
……聞きたい事、話したい事があるのに
クラクラして言葉にできない。