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第13章 “ ずっと傍にいる ”

待って。
い、今何て言ったの？

楽しいって……
言ったよね？


「……楽しかったの？」
「あぁ」
「笑ったの？ 陽向」
「笑った」


〜〜！！
う、うそ、ほんとに？
昨日の夜、本当に！？


「笑ったってどんな風に！？」
「……いやお前、すげー答え難い」
「いっぱい！？ 笑顔いっぱいだった！？」
「だからそうだって言ってんだろ…」
「お兄ちゃんと翔太さんも！？」
「……」
「翔太さんもね！？」


思わず膝立ちして詰め寄ると
冷たい目で見下ろしながらも


「……そうですね」


陽向が低い声で呟いた。


「〜〜〜っ///」


〜〜ぃぃやったぁぁぁ！！！


「良かった、良かったね陽向！
翔太さんとまたお話しできて、本当に良かったね！」

「……！」

「学生の頃うちでずーーっと3人で遊んでたものね！
また集まれて笑い合えるって、とっても素敵だよ！
控えめに言って最高！」

「……」

「嬉しい！私もすっごく楽しい！
ありがとう陽向！」