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ハツコイ♥アゲイン
第13章 “ ずっと傍にいる ”


それから何度、イかされたか分からない。

意識が飛ぶスレスレの
別世界にいくギリギリの

溶けるほど熱くて
酔いしれる程甘くて

この夢のような感覚は
言葉では、とてもじゃないけど表せない


……幸せ過ぎて、心が震える



「── 胡桃」


身体が痺れて動けない私を呼ぶ声。
ゆっくりと目を開けると


「よし、戻ってきたな」


私のおでこに手を乗せて、陽向が微笑んだ。


「……っ」


……ダメ、その笑顔は反則。
きゅうっと胸が狭くなる。


「気持ち良かった?」
「……うん」


素直に頷くと
汗ばむ前髪の上に、優しいキスを落とされた。

だけどすぐに

大きな手が、腰から斜め前にゆっくり下りてきて
……再び鼓動が早くなる。


「あの頃と変わってないな」

「……!」

「触わるだけで反応して、熱を帯びて
中は、火傷したみてぇに熱い」

「……ん、あ…っ」

「こんなに濡らして、締め付けてくる」

「〜〜〜っ」



「……言えよ。
指だけじゃ、全然足りねぇって」





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