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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ

「ケンヤくんが、いきなりキスしてくるから……だよ」
「あさみさんが煽るからでしょ? エロい手つきで体洗ってるから」
「ケンヤくんの体も、洗ってあげようか?」
「……え?」

 あたしの提案に、彼の動きが止まる。

「言ったでしょ? あたしご奉仕したいの、いっぱい。いろいろ……してあげたいの」

 緩く首をかしげ、目を細めてケンヤくんを見る。

「いろいろって?」

 ケンヤくんの欲情した瞳が輝いた。

「例えば……」

 あたしは彼の頬を両手で挟み、口付けた。
 最初から激しくはしない。唇を軽くなめ回す程度にとどめ、すぐに離した。呆然とするケンヤくんにもう一度口付ける。
 今度は舌を入れ、歯列を舌先でなぞる。

「ふぅっ」

 吐息と一緒に隙間ができた。あたしはさらに深く唇を合わせ、舌をねじ込み、ケンヤくんの舌を見つけると激しく絡ませた。

「ふ、ん、んぅっ」

 もうどちらのものかもわからないような吐息が混じっていた。
 キスの気持ち良さ、やみつきになりそう。
 裸の体も密着し、体温がいっきに上昇していく。
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