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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ

 そろそろ浴槽がいっぱいになった。湯を止めて、ケンヤくんの前に跪ずいた。

「……舐めて、いい?」

 上目遣いで彼を見つめる。
 一瞬、躊躇うような素振りを見せるケンヤくん。
 あたしはさらにたたみかけた。

「ケンヤくんの大きいの、欲しい……ペロペロするのぉ」

 普段こんなの言ったことないけど、恥ずかしさを通り越して逆に楽しくなってきた。

「でも、舐められたら俺多分、すぐ出ちゃうし……」

 その時ふいに、ケンヤくんが何かを思いついたように浴槽に目をやった。

「……あさみさん、確か窒息プレイが好きなんだよね?」
「へ……?」

 唐突になんの話かと思った。
 そういえば、そんなことになってたっけ?

「あ、えっと……」

 今さら嘘とも言えず答えあぐねていると、ケンヤくんが意地悪く笑った。

「面白いプレイを思いついた」

 そう言って、シャワーで軽くあたしの体を洗い流してくれるケンヤくん。体のあちこちに残ってた泡を流し、浴槽に入るよう促された。
 ……待って、この流れ嫌な予感しかしない。
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