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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ

「ううっ……っ、うっ」

 苦しそうなうめき声が彼の口から漏れ出る。眉間に寄った皺が扇情的だった。
 唇を離すとすかさず、ケンヤくんはやめてと懇願してきた。

「もうほんと無理……早くどいて……っ」

 あたしはわざと緩慢な動作で首をかしげてみせた。

「どうして? もっといっぱいイカせてあげるのに」
「何度もは無理……っ、う、あ、腰止めろよっ」

 あたしは無視して腰を揺すり続ける。ケンヤくんはすでに息も絶え絶えだった。

「あ、やめて……おちんちん刺激しないで……」

 悲鳴のような哀願。まなじりには涙が滲んでいた。無理やり過度の快感を引きずり出されるのが辛いのは、やっぱり男の子でも一緒なんだなと思う。
 男の子の方が辛いかもしれない。
 ーーだからこそあたしは楽しい。

「やぁだ。ケンヤくんのこと、もっといじめたいんだもん」
「Mのくせにっ……う」

 中でまた彼のが硬くなり始める。

「う、無理……っ、あさみさん……あ、だめ死ぬ……っ」
「可愛いね。泣きわめいてるケンヤくん、あたし好きだな」

 はあ? という驚きの顔。
 もう隠さなくていいかな、と思う。
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