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第5章 二十歳、ケンヤ

　ケンヤくんの条件通り、自分の胸を揉みながらピストンを続ける。いっきに波がきた。

「あ、あああっ」

　弾けるような絶頂。同時にアソコがきゅーっと締まった。

「あ、ああ、イクっ」

　中のがひときわ膨張し、ゴムの中に放出されたのがわかった。

「はあ、はあ……あ、気持ち良かったぁ」

　あたしは笑った。まだ抜いてはいない。
　ケンヤくんは何も言わず、ただぐったりと体を横たえたまま、肩で息をしている。若くても、ほとんど時間を置かずに二回目はしんどいのかもしれない。
　軽く目を閉じて、乱れた髪もそのままに、無防備に横たわっている様子は色っぽかった。
　……もちろんこれで終わらせるつもりはない。
　あたしはさらに唇を奪い、同時に彼の可愛らしい両乳首もくりくりといじくった。

「ん……、ちょっ……んんっ」

　再び腰も揺らし始める。

「んうっ」

　本気の抵抗だった。唇から逃れようと首を振り、あたしの体を上からどかそうと両手を突っぱねてくる。あたしはそれを交わしつつ、腰の動きをさらに速めた。