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第7章 十九歳、ワタル

「え？　イッたんでしょ？」
「イッたよ？　今度は中に欲しいの。ワタルくんが興奮させてくれたから、もうドロッドロ。今度はおちんちんでぐちゃぐちゃにしてよ、あたしのおまんこ」

　腰を浮かせ、あたしの愛液とワタルくんの唾液で濡れた股関を手のひらで撫でた。

「待って、僕もう……勃たないよ」
「待てない……早くそれちょうだい」

　もう一方の手でワタルくんのおちんちんを愛撫する。やめてと声がしたけれど、無視した。
　最初に比べれば勢いはないけれど、まだ大きくはなる。

「あ、あ、もうダメ……っ」

　苦しそうな声だった。二回もイッたばかりで強引に勃起させられるのは、苦痛しかないのかもしれない。だけどそんな声ですら、今のあたしには性的に聴こえた。
　ホテルに備え付けのゴムをかぶせる。

「う、やぁだっ！」

　足をばたつかせて抵抗するワタルくん。悲鳴も無視し、あたしは腰を沈ませて彼のおちんちんを自分の中に挿入した。
　とろけたひだを押し入って、いっきに奥を突いてくる肉棒。体重をかけて、最奥へと飲み込んだ。