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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
じゅぷりと粘着質な音を立てて、愛液が溢れるのがわかった。太ももにまで流れる感触がある。
膣内には何もないのに、締め付けようと収縮する。もどかしくて腰が震えてしまう。
中に欲しい。敏感になった膣の中を、ワタルくんのでぐちゃぐちゃかきまわしてほしかった。
腰をあげ、ワタルくんの顔が見えるよう体勢を変えた。反対を向いて、再び彼の腹辺りに馬乗りになる。
彼はぜえぜえと、荒い呼吸を繰り返しながらあたしを見上げた。顔は体液で濡れて、真っ赤に上気していた。乱れた髪が顔にかかっている。
「あさみさん? ……イケた?」
吐息混じりの問いかけが色っぽい。
「……おかげさまで」
「良かった」
彼はにっこりと微笑んだ。射精してすっきりしたような表情。賢者モードかな。
男は出せば満足できるから、楽でいーよなと思う。
「じゃあこれ、外してよ? ……縄もほどいて? 痕になっちゃう……」
もじもじと上半身をよじりながら、ワタルくんが言う。
あたしは首を横に振った。
「まだダメだよ、あたし満足できてないもん」