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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
圧迫感がすごかった。
「動いてよ、下から突き上げて?」
「無理……だよ。死んじゃう……」
強すぎる快感のせいか、ワタルくんはぜえぜえと喘ぎながら、掠れた声で抗議する。怯えたような物言いだった。
「あたしをイカせて? もう一度」
頬を撫でる。
ワタルくんの、赤い縄で縛られた扇情的な姿を目に焼き付けるように凝視した。
……エロすぎ。
怯えた眼差しも可愛かった。小動物みたいで、いじめたくなる。
「ああ、いたぶりたい……」
ため息みたいに、そう声が洩れた。無意識だった。
あたしはさらに激しく腰を振った。
「あ、ああああっ」
ワタルくんが再び足をばたつかせ、暴れだした。そんな姿にすら、興奮を煽られる。
いじめたい、泣かせたい。ーー壊したい。
絶頂への波とともに、体内でせりあがってくる衝動的な何か。
ぶち壊したい。
あたしは自分から逃れようともがくワタルくんの首に、手をかけた。
「何……?」
彼が目を見開く。
徐々に力を込め、締め上げていく。
苦しげにすがめられる目。