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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第1章 十八歳、マコト
すぐに返事がきた。あっちも簡単な自己紹介と、『ライン』のID。ラインは無料でメッセージのやり取りや通話ができる、アプリだ。
あーなるほど。サイト内でのやり取りだと有料になっちゃうから、別のアプリのIDを送って、そっちでやり取りするんだー。
ちょっとずつ、出会い系サイトのカッテがわかってきた。
早速ID検索してみる。マコト、という名前でラインでの彼を見つける。マコトって本名なのかな。メッセージを送ろうとして、あることに気付く。あれこれあたしの本名バレるじゃん。
あたしは急いでラインでの名前を『あさみ』に変更した。リア友から誰!? ってきそうだけど、まあ適当に誤魔化せばいっか。
改めてマコトくんに、自己紹介も兼ねたちょっと長めのメッセージを送る。
そのまま何通かやり取りをした。だけどすぐに面倒になって、あたしはおもいきって電話をかけた。だってこの方が手っ取り早い。