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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第1章 十八歳、マコト
二度目のコールが終わらないうちに、マコトくんは出た。
「も、もしもし……」
「あ、マコトくん? あさみだよー」
「あ……はい」
まあ、そりゃそうだろって話だけど。今までラインでやり取りしてたんだし。
「ごめんねー、急に電話びっくりした?」
「はい、少しだけ。でも大丈夫、です……」
かなり緊張してるのか、スマホ越しの声は小さくて、硬い。思ったより高めの声。うーん、可愛いなぁ。あたしの中でポイントアップだ。
可愛い詐欺写メ載せておいて実はオッサンとかだったらどうしようって思ったけど、声の感じだとそれもなさそう。
「マコトくんはいくら欲しいの?」
「え? ……一万とか、二万とか?」
「ふーん。じゃあ、あたしに何してくれるの?」
「あー……そういうの、あんまりよくわかんなくって……。お姉さんは、僕にどういうことして欲しいんですか?」