この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
出会い系体験談~秘密の調教日記~
第1章 十八歳、マコト
マコトくんはきょとん顔だ。
「こんな若い子とヤれる機会めったにないもん! しかもあんなAVみたいなことまで、超楽しかったー! マコトくんの体とかもろもろ美味しかったよ。そういう意味での『ごちそうさま』」
あたしの言葉は通じたのか通じてないのか。
マコトくんは変わらずぽかーん。
それが唐突に、破顔した。
「ぷはっ、何それ! ウケるっ」
吹き出したマコトくん。笑った顔もやっぱり美人だ。
マコトくんを下ろして、あたしは家路についた。たった一回きりの、しかも数時間会っただけの相手でも、多少の情なら湧いちゃうもんなんだなーと思った。
別にマコトくんとまた会いたいとか、ましてや好意による寂しさなんかは全然湧かないけど、最後ああやって笑顔でバイバイができて、良かったなーとは思う。
「いくら金払ってるからって、好き勝手しすぎちゃ駄目だなぁ。反省」
これは一つの学びとして、次に活かそうと決めた。
「さーてあと四人! どんな子にしようかなー」
早速次のプレイを妄想しながら、あたしは自分の家に向かって車を走らせたーー。
おわり