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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第2章 挿話
「……男心?」
焼き鳥をつまみにビールを煽りながら、問う。
「まあ、直球に言うとだな、そそらない! おまえのキャラそのものが」
「…………マジで直球だな」
いーけど。
「サバサバしすぎてるし、口わりいし、服も露出高めだし、メイクもきつめだし。もっとこう、清純派が好きなんだよ、大半の男は」
「清純派、ねえ」
一応それっぽい格好をした自分を頭の中で想像する。メイクを薄くして、白いワンピースとか着ちゃって、足を閉じて手を組んで座りながら、「うふふふ」とか笑っている自分。
……え、待ってきもい。
「……なんか無理、きしょい……」
「どんなの想像してんだよっ。普通でいいんだからな! 狙いすぎるとただのぶりっ子とか不思議ちゃんになるからっ」
その、普通というのがわからないから困ってんのに。