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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第2章 挿話
唐突に、圭介が話の腰を折る。
「……そう? ボーナスが出たからね、派手にパアッと遊ぼうと思って。こんなバカな使い方したら、一生記憶に残りそうじゃんっ。記念になる」
「いや、五万ずつ五人に突っ込むっていう発想はバカっぽくておまえらしいけど、そもそも男遊びするほど性欲強かったっけ?」
「いやぁん、そんなこと、女の子に聞いちゃらめぇぇっ」
「…………七点。キモイ、吐く」
……やっぱり、今のはオーバーすぎるか。圭介から放たれた冷静な突っ込みに、さすがにちょっと恥ずかしくなった。
「性欲は、まあ人並みだと思うけどぉ、なぁんか最近さー……」
そこで押し黙る。この感情を、圭介に話してもいいものなのか。
「……ん?」
「ま、今度飲む時ね」
あたしは半分ほど残っていたビールを、一気に飲み干した。ええ、まあ圭介のだけど。