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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第2章 挿話
ヤリチンマン。自分で言ってて結構酷い言葉だと思うけど、圭介は特に気を悪くした様子はない。
実際圭介の女遊びは端で聞いてても凄まじいと思うし、そういう割りきった遊びを心底楽しんでやっているのも知っている。幼なじみじゃなかったら、関わり合いたくないタイプだし、正直ちょっと引いちゃうかもしれない。
うん、ヤリチンマンは的確だな。本人もその自覚はあるっぽいし。
それでもまあ、こうやって話したり飲んだりする分には、圭介は害はない。幼なじみのよしみなのか、愚痴や相談にもよく乗ってくれるし。性欲に忠実なだけで、根はいいやつだと胸を張っては言えないけれど。
女っ気のないあたしは、圭介からしても楽らしい。前に言われたことがあった。
「だけど、珍しいよなぁ。おまえが出会い系を始めるなんて……」