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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第3章 十九歳、イツキ
翌週の土曜日。あたしは全身鏡の前で、一人おめかし大会だった。……ええ、柄にもなく。
「うーん、やっぱ慣れねー……」
あいつが言ったいわゆる清楚系な格好をしてみた。
白いレースのブラウスに、パステルブルーの膝丈くらいまでのスカート。その下は素足に白いリボンがあつらえたサンダルを履くつもりでいた。
髪型も、かなり金に近い、職場じゃぶっちゃけアウトな茶髪だったのを染め直し、アッシュ系にした。見た目はかなり暗くなったはずだ。ついでに伸びっぱなしだった前髪も眉辺りで切り揃えてもらい、肩より少し上のボブにした。
もとからストレートで柔らかく、美容室のオネーサン曰く、髪質はいいらしい。色を抜いたり染めたり手入れをしなかったりで、そこそこ傷んでしまっていたけれど、昨日仕事の帰りに美容室に寄って、今の髪型プラス念入りなトリートメントもしてもらったから、今はサラサラだ。