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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第3章 十九歳、イツキ

あたしはスカートから手を離す。ほっと胸を撫で下ろすイツキくん。
もちろん、これで終わりなわけじゃない。
「ねえ、スカートめくってみせて?」
「……え?」
間の抜けた返事だ。あたしは腕を組んで、イツキくんの下肢を見つめた。
「スカートの裾捲ってって言ってるの。あたしにイツキくんの恥ずかしいところ、見せて?」
「……や、やですよぉ」
「どうして? さっきはイツキくんの恥ずかしい格好、いろんな人に見せてたくせに。あたしには見せてくれないの? ……あたしじゃ、興奮しない?」
「違います、けど。だって、こんなの……」
声が震えてる。欲情してる上に、困った顔で見つめられてどうしようもなく彼を追いつめてみたい衝動にかられた。
「じゃあ、できるでしょ?」
イツキくんは、ぐっと目を閉じて小さく頷いた。観念したらしい。
両手でスカートの裾を掴み、そっと持ち上げる。細い足が露になっていく。
だけど太ももが見えた辺りで、持ち上がる布が止まってしまった。
「もっとよ。いいって言うまでめくって?」

