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starlight kiss
第3章 姫紗の初仕事
仕事も終わるとハルは控え室に向かった。

「お疲れさまです!」
「別に疲れてないけど?」
「そうですか…?」
「あぁ。それにお疲れさまは聞き飽きた。」
「そんな事言わないでください?」
「……」
「皆良く見てますよ?だからお疲れさまっていうんです。」
「…そうだな。」
「え?」

ポンッと肩を叩き笑いかけてハルは姫紗に伝えるように話した。

「ありがとう。初日、お疲れさまな。」
「あの…ッ」
「なに?」
「いえ…ありがとうございます!」
「クスクス…」

笑うハル…こんな顔は初めてみた。仕事用ではなく素の笑顔だった。
きょとんと立ち尽くす姫紗にハルは聞く。
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