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starlight kiss
第17章 偽装…消える温もり
そうして2人はホテルを後にした。そのまま家まで送って貰った姫紗は頭を下げて見送った。
部屋に入った姫紗はため息を吐いて考えていた。

社長にはあの条件を呑んだけど…

それでも…秋人の優しさに甘えていたら…

守られてるだけじゃダメなんだ…

そう考えた姫紗は草間宛と秋人宛に手紙を書いた。

どう書いたら良いかなんてそんな事は考えていない。ただ思いつくままペンを走らせた。
しかしすぐに書き上がる手紙…

「出来た…」

そのまま封筒に入れて鞄にしまうと眠りについた。

次の日の朝、始発の電車で姫紗は事務所に向かう。事務所のポストに手紙を落とすと車に乗って帰った。
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