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starlight kiss
第17章 偽装…消える温もり
姫紗が手紙を置いてから数時間が経った頃、草間が出勤した。ポストに入っていた手紙に気付いた草間は小さく笑いながら2通の封筒を持って社長室に向かった。

「時任か…ハルに対しての手紙なら今日の仕事の時にでも渡せばいいのに…」

そう呟きながら昨日の今日ということもありすぐに封を開けた。


【草間社長へ
昨日はすみませんでした。そして…大変お世話になりました。ご迷惑おかけしてすみません。ハル…秋人の事よろしくお願いします。  時任】


「なんだ…これ…」

そう、それだけが書かれた手紙。紛れもなく姫紗のものに間違いはなかった。昨日の解決とは内容も違っていた。
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