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starlight kiss
第17章 偽装…消える温もり
そうして秋人は姫紗無しで仕事に向かった。

とはいえこんなのは本当は嘘っぱちで…

スタジオに行ったら実はもう来てたりして…

『驚いた?』なんて季節外れのエイプリルフールなんていって…

俺がイラッとした風に見せかければいつもみたいに何でか落ち込んで…

昨夜の先約を問いただしたら慌てて必死になって弁明するんだ…

『社長とは何にもないんだよ』なんて解りきったことを必死になって言うに決まってる。

それで『解ってる』なんて俺が答えたら本当に安堵して満面に笑いながらもう1回謝るんだ…

じゃなきゃ…無理だ…


そう考えながらもスタジオに向けて車を走らせ続けた。
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