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第17章 偽装…消える温もり

「うま！マジ旨い！」
「お世辞なんて良いよ。そんなに言わなくても…」
「や、マジ旨いって…それよりさ。この飯…秋人食ってんの？」
「何度も食べてるよ？でも何で？」
「いや…だけどあいつの体型変わってないんだよな…」
「おいしいけど体型変えないようにって気をつけたりしてたんだよね。」

そうして笑いながら一緒に食べていた。その時だ。携帯が鳴った。

「…ｯ」
「……」

しかしやはり秋人からの着信に出ない姫紗。
少しおいて今度は稜の携帯に着信があった。

「はい？もしもし」
『もしもし。稜か？』
「これ俺の携帯だけど？だから出てんの俺以外だと困るよ？」