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ドラスティックな恋をして
第10章 他人の目に映る自分・・
「眠れないの?」

急に聞こえた悟志の声にビクッと体が揺れた。

「なんだ、起きてたの?・・なんだか目がさえちゃって」

「もしかして昨夜の事、ほら、みんなが言ってた、あれを気にしてるのか?」

悟志の視線を横顔に感じる。
その目に応えられず、依子は天井に目を向けたままでいた。

「人はみなそれぞれ違うんだ・・いろんな形が合っていいんだよ。
 間違った事さえしなければ・・」

「え・・?」

深い意味があるわけではないとわかっているが、
ごく自然な気持ちを口にしただけだとわかっているが、
すべてを見通されているんじゃないかと依子は心を震わせた。

悟志のほうに顔を向けてみせる。
もう小さな寝息を立てて眠る夫の横顔からすぐに目を逸らした。

急に・・なにもかもが怖くなった。



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