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ドラスティックな恋をして
第11章 潮時・・
「好きよ、あの人の事・・」
・・どういう人なの?どこで知り合ったの?・・
聞かれて依子は昌宏と出会った時のことを簡潔に話した。
それよりも、どうして好きになったのかを、話したかった。
「夫に不満があるとかこの家庭が嫌になったとか、そういうのじゃないの・・
今の生活に不満はないの・・だから・・
突然の出会いに簡単に気持ちが流れていったの」
心の底から不満を抱えていたら、かえって夢中にはなれない。
不満で頭がいっぱいで、浮気で憂さを晴らそうとかそういう気分の前に
得体のしれない怒りで頭がいっぱいになる。
今の自分のように何も不満が無いから、なにもマイナスが無いから、
多少の寂しさがあるだけだから、だから未知の世界に簡単に足を踏み入れてしまった・・
依子は淡々と電話口に語りかけた。
仁美が聞いていてくれるかどうかわからないが、
思うままに気持ちを吐き出した。
・・どういう人なの?どこで知り合ったの?・・
聞かれて依子は昌宏と出会った時のことを簡潔に話した。
それよりも、どうして好きになったのかを、話したかった。
「夫に不満があるとかこの家庭が嫌になったとか、そういうのじゃないの・・
今の生活に不満はないの・・だから・・
突然の出会いに簡単に気持ちが流れていったの」
心の底から不満を抱えていたら、かえって夢中にはなれない。
不満で頭がいっぱいで、浮気で憂さを晴らそうとかそういう気分の前に
得体のしれない怒りで頭がいっぱいになる。
今の自分のように何も不満が無いから、なにもマイナスが無いから、
多少の寂しさがあるだけだから、だから未知の世界に簡単に足を踏み入れてしまった・・
依子は淡々と電話口に語りかけた。
仁美が聞いていてくれるかどうかわからないが、
思うままに気持ちを吐き出した。