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ドラスティックな恋をして
第8章 恋の泥沼

この男、イケない事したっていう自覚はまるでない。
あくまでも好きな気持ちに従っただけ、みたいな前向きさに、
笑うような出来事ではないけれど笑ってしまった。
「やっぱりあなたでよかった・・オレの直観は正しかった。
オレは依子さんが好き。それだけの事だよ。あとは深く考えない!」
ベッドから跳ね起きた昌宏に手を引かれて依子も起き上がる。
現実の世界へ戻るのだ。
身支度を整え寄り添うようにして部屋を出る。
ホテルの外は入る時とそれほど違ってはいない。
行き交う人の数も店の明かりも。
違うのは二人の心の距離の近さだけ・・
あくまでも好きな気持ちに従っただけ、みたいな前向きさに、
笑うような出来事ではないけれど笑ってしまった。
「やっぱりあなたでよかった・・オレの直観は正しかった。
オレは依子さんが好き。それだけの事だよ。あとは深く考えない!」
ベッドから跳ね起きた昌宏に手を引かれて依子も起き上がる。
現実の世界へ戻るのだ。
身支度を整え寄り添うようにして部屋を出る。
ホテルの外は入る時とそれほど違ってはいない。
行き交う人の数も店の明かりも。
違うのは二人の心の距離の近さだけ・・

