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パズル Ⅱ
第14章 2月、3月
包みを持って部屋に着替えに行く。

ドアを開けると、ベッドに美桜が座ってた。

「なんっ…」

手からチョコの箱とカバンが落ちる。
美桜は、眠ってはいなかったけど、ベッドにちょこんと腰掛けて、俺を見ていた。

「おかえり、晃兄。」

美桜が立ち上がって、俺の前に来た。
そのまま背伸びして、きゅっと抱きついてくる。

ドクッ、と心臓が高鳴った。

何?

夢か?

夢なのか?

都合良すぎんだろ⁉︎
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