この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
パズル Ⅱ
第14章 2月、3月
「私も、晃兄が百貨店で綺麗なお姉さんと買い物してるの見て、腹立ったよ」

「…百貨店…て年末、大丸の催事場で会った時かよ?」

美桜がこくりと頷く。

「アレは仕事だよ!」

「でもデレデレしてた」

美桜がぷぅっと頰を膨らます。
そんな仕草ですら可愛いじゃないかチクショウ…

「デレデレなんてしてないよ!てかあの先輩結婚してるし。」

「そうなの…?」

「確かに美人だけど性格キッツイからな、あのヒト。仕事では頼りになるし先輩として尊敬してるけどプライベートでは無理。」

「じゃ、晃兄、まだ私のこと好き…?」

再びドクッと心臓が高鳴り、俺はゴクリと息を飲み込む。

「………」

「好きなら、キス、して?」

ぐっと背伸びしたまま。
美桜が目を閉じた。
長い睫毛が、目元にうっすらと影を作る。

何だ、この展開!

夢なら相当イタイけど、現実、だよなっ⁉︎
/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ