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パズル Ⅱ
第14章 2月、3月
「美桜…ゴメンね。」
翌日、学校で玲奈ちゃんに謝られた。
「玲奈ちゃん…」
「未玖に怒られたの、どう考えても美桜は悪くないって。」
「未玖ちゃんに?」
「私、ずっと優希のこと、キープしたまんま糟谷くんのこと追っかけて、どっちが好きなんだろうって思って、やっぱ、糟谷くんに1度も告ってないから1ファンのままなんだ、って思って。優希とは年末に別れたの。」
そうだったんだ…
「で、バレンタインに告白しようって決めてたのに、お正月に美桜が糟谷くんに告白されたって聞いて、嫉妬して…ヒドいコト言ってゴメンね…」
「…………」
「未玖に、それはただの逆恨みだって注意されて、反省した。で、昨日、糟谷くんに告白して、振られました!」
「え?」
「応援してくれるのはありがたいけど、そういう風には見れないって言われて。でも、ハッキリ振られて諦めついたし、糟谷くんが、美桜に振られて誰でもイイや、って遊んじゃうようなオトコじゃなくて良かったなぁって思えた。で、優希と、元サヤに戻りました!」
「えぇ⁉︎」
翌日、学校で玲奈ちゃんに謝られた。
「玲奈ちゃん…」
「未玖に怒られたの、どう考えても美桜は悪くないって。」
「未玖ちゃんに?」
「私、ずっと優希のこと、キープしたまんま糟谷くんのこと追っかけて、どっちが好きなんだろうって思って、やっぱ、糟谷くんに1度も告ってないから1ファンのままなんだ、って思って。優希とは年末に別れたの。」
そうだったんだ…
「で、バレンタインに告白しようって決めてたのに、お正月に美桜が糟谷くんに告白されたって聞いて、嫉妬して…ヒドいコト言ってゴメンね…」
「…………」
「未玖に、それはただの逆恨みだって注意されて、反省した。で、昨日、糟谷くんに告白して、振られました!」
「え?」
「応援してくれるのはありがたいけど、そういう風には見れないって言われて。でも、ハッキリ振られて諦めついたし、糟谷くんが、美桜に振られて誰でもイイや、って遊んじゃうようなオトコじゃなくて良かったなぁって思えた。で、優希と、元サヤに戻りました!」
「えぇ⁉︎」