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パズル Ⅱ
第14章 2月、3月
「優希に、他に好きなオトコが居ても、やっぱり玲奈が忘れられないって言われて、目が覚めた。私の事、ずっと好きでいてくれて、一番に考えてくれるのって、優希だな、って。これからは、優希の事、もっと大事にしていくし、美桜とも、また仲良くしたい。勝手なコト言ってゴメンね」
私はふるふるとアタマを振った。
「玲奈ちゃんと、こんな風に離れちゃうの、哀しいと思ってたから、嬉しい…私もね、好きなヒトのこと、もう少し頑張れそうなの!玲奈ちゃんも、彼氏と仲良くね!」
「うん!」
「雨降って、地 固まるってヤツね。」
手を取り合って笑う私たちを見て、
未玖ちゃんが無表情で呟いた。
私はふるふるとアタマを振った。
「玲奈ちゃんと、こんな風に離れちゃうの、哀しいと思ってたから、嬉しい…私もね、好きなヒトのこと、もう少し頑張れそうなの!玲奈ちゃんも、彼氏と仲良くね!」
「うん!」
「雨降って、地 固まるってヤツね。」
手を取り合って笑う私たちを見て、
未玖ちゃんが無表情で呟いた。