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パズル Ⅱ
第14章 2月、3月
それから2週間後の土曜日。
28日は俺の誕生日で。
年度末で仕事は忙しいけど、休日出勤するほどでもない。
実際の決算処理なんかは4月に入ってからだし、来期の新入社員の受け入れ関係はもう終わってるし。
時期的に忙しさの谷間ではあるんだけど、それでも何やかやと慌ただしいのは気持ちの問題かもしれない。
年度末はとにかく忙しいもんだ、っていう先入観がある。
そんなある日、美桜からメッセージが入った。
『土曜日の晃兄の誕生日、ウチでお祝いしたいから、来てね!』
誕生日はウチでも食事出るんだけどな、と思ったら、昼間だと言われた。
ウチで食うのは夜だから、ならいいか、と承諾し、昼に隣のウチに行った。
28日は俺の誕生日で。
年度末で仕事は忙しいけど、休日出勤するほどでもない。
実際の決算処理なんかは4月に入ってからだし、来期の新入社員の受け入れ関係はもう終わってるし。
時期的に忙しさの谷間ではあるんだけど、それでも何やかやと慌ただしいのは気持ちの問題かもしれない。
年度末はとにかく忙しいもんだ、っていう先入観がある。
そんなある日、美桜からメッセージが入った。
『土曜日の晃兄の誕生日、ウチでお祝いしたいから、来てね!』
誕生日はウチでも食事出るんだけどな、と思ったら、昼間だと言われた。
ウチで食うのは夜だから、ならいいか、と承諾し、昼に隣のウチに行った。