この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
パズル Ⅱ
第15章 転機
何処に居たって好きなモンは好きだ。
だけど、あと2年、我慢するって決めた。
なら、この転勤も、悪くないかもしれない。
ずっとって話じゃないし、不安が無いわけじゃないけど、2年して帰ってこられたら、その時なら。
美桜ときちんと付き合える。

そう、思った。

家に帰って父さんときよちゃんに話した。

「転勤?」

「うん、東京で欠員が出て、なかなか即戦力が補充出来ないらしくて。まだ誰が行くかは打診の段階で、本決まりじゃないけど、動ける人材も限られるし、消去法で行くと多分俺かなーって感じ。」

「お前は行きたいのか?」

「んー、行きたいって訳じゃないけど、行けない理由も特にないし、誰かがやらなきゃならない事なら、俺が行った方がいいのかな、とは思ってる。」

「なら、それで良いんじゃないか。今まで実家でぬくぬく過ごして来たんだし、独り暮らし経験するのも悪くないと思うよ。」

「私は晃一くんがいなくなると寂しいわぁ…昌希なんてちっとも構ってくれないんだもの…」
/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ