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パズル Ⅱ
第3章 母 朋会
「私がちっちゃい時はいっぱいしてくれたよ?おでこにチュって」
「美桜が大きくなって可愛くなったから、晃一くんもドキドキしちゃうのよ?だからね、子供のキスはもうおしまい。次はオトナになってから、恋人のキスをしてもらえるように頑張りな」
「私と晃兄、9歳も離れてるんだよ?私がオトナになるまで待っててくれるのかなぁ…オトナって何歳?20歳?」
「せめて高校は卒業しなきゃ、ね。」
「じゃあ18歳?でもまだあと8年もあるの…晃兄結婚しちゃわないかな…」
ママの言葉に私は溜息をつく。20歳も18歳も、大して変わんないよ…
「さぁ…ソレはママには分かんないけど。順おじさんは結婚早かったからねぇ…」
「そうなの?」
ママはニコッと笑って、ナイショ話みたいに私の耳に口を寄せて言った。
「美桜…ママも昔ね、順おじさんが好きだった。ママと、順おじさんも9コ違い。ママは小さい時から順おじさんのお嫁さんになるのが夢だったの。」
「そうなの?」
ママはこくりと頷く。
「美桜が大きくなって可愛くなったから、晃一くんもドキドキしちゃうのよ?だからね、子供のキスはもうおしまい。次はオトナになってから、恋人のキスをしてもらえるように頑張りな」
「私と晃兄、9歳も離れてるんだよ?私がオトナになるまで待っててくれるのかなぁ…オトナって何歳?20歳?」
「せめて高校は卒業しなきゃ、ね。」
「じゃあ18歳?でもまだあと8年もあるの…晃兄結婚しちゃわないかな…」
ママの言葉に私は溜息をつく。20歳も18歳も、大して変わんないよ…
「さぁ…ソレはママには分かんないけど。順おじさんは結婚早かったからねぇ…」
「そうなの?」
ママはニコッと笑って、ナイショ話みたいに私の耳に口を寄せて言った。
「美桜…ママも昔ね、順おじさんが好きだった。ママと、順おじさんも9コ違い。ママは小さい時から順おじさんのお嫁さんになるのが夢だったの。」
「そうなの?」
ママはこくりと頷く。