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パズル Ⅱ
第3章 母 朋会
「ママ作れるの?」
「昔はよく作ったわよ…晃一くんが小さい時ウチに来た時とかによく焼いてあげてた。それ作ってみる?晃一くんもそれは好きだと思うし。」
「うん!じゃあついでにパパの分も」
「ついでってとこは言っちゃだめよ。傷つくから。」
「パパってそんな繊細なの?」
「男の人のが結構気にするのよ、そういうとこ。」
夕飯を食べ終わって、食器を食洗機に入れて、すぐに材料の計量が始まる。
ママは古いお菓子の本を出してきて、手際よく材料を量り、私は言われた通りに動くだけ。だけど、すごく楽しかった。
生地がまとまると、幾つかに分けてラップで包み、コロコロ転がして棒みたいな形にする。
「はい、じゃあここで 一旦冷凍します。美桜はお風呂入っといで。」
「クッキー作らないの?」
「今日は平日だしね。2時間くらい冷凍した方がいいから焼くのは明日。食べるのは明後日。」
「え~…」
「明日学校から帰ってきたら一緒に焼こう。お昼間に可愛いラッピングペーパー買っておいてあげるから。」
「自分で選びたい!」
「OK、じゃ、夕方買い物行こっか?」
「うん!」
私は部屋に戻って、パジャマと下着を持ち、お風呂に入った。
「昔はよく作ったわよ…晃一くんが小さい時ウチに来た時とかによく焼いてあげてた。それ作ってみる?晃一くんもそれは好きだと思うし。」
「うん!じゃあついでにパパの分も」
「ついでってとこは言っちゃだめよ。傷つくから。」
「パパってそんな繊細なの?」
「男の人のが結構気にするのよ、そういうとこ。」
夕飯を食べ終わって、食器を食洗機に入れて、すぐに材料の計量が始まる。
ママは古いお菓子の本を出してきて、手際よく材料を量り、私は言われた通りに動くだけ。だけど、すごく楽しかった。
生地がまとまると、幾つかに分けてラップで包み、コロコロ転がして棒みたいな形にする。
「はい、じゃあここで 一旦冷凍します。美桜はお風呂入っといで。」
「クッキー作らないの?」
「今日は平日だしね。2時間くらい冷凍した方がいいから焼くのは明日。食べるのは明後日。」
「え~…」
「明日学校から帰ってきたら一緒に焼こう。お昼間に可愛いラッピングペーパー買っておいてあげるから。」
「自分で選びたい!」
「OK、じゃ、夕方買い物行こっか?」
「うん!」
私は部屋に戻って、パジャマと下着を持ち、お風呂に入った。