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第5章 真紀

真紀がシャワーを終えると俺の番。俺がシャワーを浴びてる間に真紀は汚れたシーツを洗濯する。夜でも普通にベランダに干すらしいけど。
この時期は朝露に濡れるから寝る前に一旦取り込んで浴室に干し直すらしい。この狭いユニットバスにシーツ2枚…なかなか難しそうだな。

そこで俺は提案をした。

「なぁ、真紀。ご飯つくってくれる？」

「うん。冷やし中華とかでいい？」

「好き好き。じゃあさ、シーツ2枚あんだろ。俺コインランドリーで乾かしてこようか？」

「いいの？コインランドリー便利だろうなぁと思ってるんだけど、ちょっと距離あるし行ったことないんだよね…」

「乾燥だけなら多分20分くらいで行けんだろ。行ってくるわ。」

「サンキュー、助かる」

来るとき買ったジュースと、シーツを持ち、歩いて5分くらいの所にあるコインランドリーに向かった。

乾燥機は10分100円で。何分かかるかわかんないけど、とりあえず20分かけることにして100円玉を2枚投入し、携帯を弄って待つ。