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パズル Ⅱ
第7章 自覚
いつものように家に帰ると、きよちゃんの姿がなかった。買い物でも行ったかな?と思いながら、でも玄関のキーフックに、自分の持っていた鍵を引っ掛けると、きよちゃんがいつも使っている鍵はそこにかかっていた。小さな鈴と、自分や弟の昌希が子供の時にあげたストラップだのの類がたくさん付いたゴチャっとしたヤツだ。
整理すりゃいいのに、いつまでつけてんだろ、こんな古いストラップ…もうパーツも割れてんじゃん…呆れてふふっと笑ってしまう。
きよちゃんは家にいる。
時計を見ると午後4時。
洗濯物を取り込んでるか、トイレかな。
階段を上がり、部屋に入ると、
ベッドに誰かが寝ている。
また美桜か、と思ったら制服だったから驚いた。
整理すりゃいいのに、いつまでつけてんだろ、こんな古いストラップ…もうパーツも割れてんじゃん…呆れてふふっと笑ってしまう。
きよちゃんは家にいる。
時計を見ると午後4時。
洗濯物を取り込んでるか、トイレかな。
階段を上がり、部屋に入ると、
ベッドに誰かが寝ている。
また美桜か、と思ったら制服だったから驚いた。