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パズル Ⅱ
第7章 自覚

そして美桜が通う予定の学校も、例外に漏れず、そういった卒業生を目の当たりにしていたから、聞いた時は少し心配になった。
が、聞けば朋ちゃんもそこの出身だと言うことで、まぁ所詮他人の家庭だし、自分が口出すことでもない、女子校だろうが共学だろうが、要は周りの環境次第だしな、と納得し、そこで終わっていた。
実際に制服姿を目の当たりにすると、ドキッとした。
街中でよく見るこの制服は高校のモノだったが、中学校のもデザインはほぼ同じで、セーラー服の胸ポケット校章の下に筆記体で学校名とJHSと刺繍が入っているだけだ。
実際には襟のラインの本数が、中高で変わるのとタイの色が違うのだが、それは晃一の知るところではなかった。
だから、美桜がいきなり高校の制服を着ているのかと錯覚して、ドキッとしてしまった。
が、聞けば朋ちゃんもそこの出身だと言うことで、まぁ所詮他人の家庭だし、自分が口出すことでもない、女子校だろうが共学だろうが、要は周りの環境次第だしな、と納得し、そこで終わっていた。
実際に制服姿を目の当たりにすると、ドキッとした。
街中でよく見るこの制服は高校のモノだったが、中学校のもデザインはほぼ同じで、セーラー服の胸ポケット校章の下に筆記体で学校名とJHSと刺繍が入っているだけだ。
実際には襟のラインの本数が、中高で変わるのとタイの色が違うのだが、それは晃一の知るところではなかった。
だから、美桜がいきなり高校の制服を着ているのかと錯覚して、ドキッとしてしまった。

